こんにちは!宮部です。
先月末辺りから、ちょっと涼しくなってきたなぁと思いきや、
日差しの下ではまだジリジリと暑く、熱に弱い私にとっては油断できません。
この残暑残る9月は、実は温熱環境的には少々厄介な季節でもあります。
1年を通して最も暑いお盆の時期の太陽光度は、正午の時点で約68°です。
それに対して9月中旬の太陽光度は、約58°。
そう!
暑さは残るのに太陽光度は下がってくるため、庇で日射を遮ることに限界を迎える訳です。
「じゃぁ庇を長くしておけばいいじゃん!」という考え方もありますが、
庇が長すぎると冬の暖かい太陽熱も入りにくくなり、暖房がなければ寒い家になってしまいます。
悩ましいですね(;^ω^)
これを解決する方法は、窓の外側にシェードやルーバーなどで日差しを遮る事ですが、
電動式ルーバーは高価だし、吹抜や高窓では手動というのも難しいですね。
だからこそ、基本的な断熱性を上げておく必要があるんです。
太陽熱は少々入ってきますが、エアコンを使って室内を冷やす際、
少ないエネルギー消費量でカバーでき、結果として光熱費を押さえることができます。
ついつい暑い時、寒い時に目が行きがちですが、残暑への対策も併せて検討する必要があります。
岐阜市を中心に、高気密高断熱とパッシブデザインで、注文住宅、新築一戸建てを手掛ける、
LIGSTYLE COMPANY(リグスタイルカンパニー)の宮部でした!