こんにちは。井上です。
昨日は、まつこと共に大阪まで研修に。
毎月、定期的に全国の仲間と共に、
「断熱・気密」について勉強しているのですが、
今回も新しい気付きで満腹になって帰ってきました。
そんな気密や断熱の話をする時に、
絶対に出てくるキーワード。
それが「結露」です。
皆さんは、住宅の大敵「結露」が引き起こす家への影響を
考えたことがあるでしょうか?
「結露」が発生することが及ぼす家への影響は以下の通り。
①まず外壁が汚れる(ひどい場合は壁一面、真っ黒になることも…)
②また、断熱性能が年々低下していきます。
③それにより、年々寒くなったり、暑くなったりします。
④つまり、冷暖房費が増えていきます。
⑤掃除ができない場所などにカビが生えます。
⑥おなじく、掃除ができない場所にダニが増えます。
⑦土台や柱が腐っていくこともあります。
⑧つまり、年々地震耐力が奪われていきます。。
住宅会社はもちろんですが、お客さま自身も、
結露によってこんなことが起きているんだ…
ということを知ることが何より大切です。
それは、上記のような悪影響により、
こんなことにもつながるからです。
・快適温度で(暖かくor涼しく)住むことに「お金」がかかる。
・家を長持ちさせるために「お金」がかかる。
・家はもちろん、そこに住む人の「寿命」に悪影響を及ぼす。
近年は、地震に対する意識が高くなり、
地震から家族の命を守る…という家づくりは当たり前になりました。
もちろん、耐震性は家づくりにおいてもっとも重要な要素の一つ。
ただ、人命を脅かす住環境は、耐震性だけではクリアできません。
もちろん、技術が日々新しく改善・開発されていく現代において、
「完璧」というものは、存在しないのかもしれません。
ただ、私たちの仕事は、
「家づくり」で、そこに住まうご家族の「命を守る」こと。
常に、最善のパフォーマンスが求められて当たり前です。
これからも、どんどん「正しい」知識と
「新しい」情報にアンテナを張り、
家づくりを進化させていかなければ…
と、あらためて実感した1日となりました。
結露…興味がある方は、お問い合わせくださいませ。
ちょっと難しい話を、なるべく分かりやすくお話ししますよ。
それではまた!!