井上です。
お久しぶりの投稿で、ごめんなさい。
まずはじめに、このたびの九州を襲った大雨の被害にあわれた方々、
またそのご家族の皆さま、関係者の皆様に、心からお悔みとお見舞いを申し上げます。
まだまだ、油断ができない状況が続いているかと思いますが
これ以上被害が拡大しないことを祈るばかりです。
一日も早い、救助、復興を願っております。
さて、イベント情報でもお伝えしていますが、
8月19日(土)に、特別な家づくり勉強会を開催することとなりました。
ちょっと、宣伝っぽくなりますが、よろしければお読みください。
お風呂上りにお義父さんが倒れた理由(実話です)
今年の2月ごろのことでした。夕食を終えたとき、私の奥さんが静かに話し始めました。
「昨日、お父さんがいきなり倒れたんだって。お風呂上りに急に。スグに起き上ったみたいだし、病院に行っても異常はなかったらしいけど…」 心配そうな表情を浮かべる奥さんの顔が印象的でした。
68歳になるお義父さんは、毎日10キロのランニングを欠かさないスポーツマン。私たちの孫の世話も積極的に見てくれる姿は、まさに元気そのもの。そんなお義父さんが、一瞬とは言え、風呂上りに意識を失いました。
理由として考えられるのは、ただ一つ「ヒートショック」です。聞きなれない言葉かもしれませんが、このヒートショックが起きる原因は、まさに「家の寒さ」です。特に冬の寒い時期には、体を温めるために熱いお風呂に入ります。ポカポカに温まった体で、寒い脱衣場に出ると、急速に体が冷えはじめることで心臓に負担がかかり、最悪の場合は死に至ります。
実は、1年間に交通事故で亡くなる方の、約3倍の方がヒートショックで亡くなっています。私のお義父さんも、多聞に漏れず、このヒートショックにより倒れたのです。
「ご家族の命(健康)を守る」ということ
一般的に、家で過ごす時間は仕事をしている人で1日15時間程度、主婦の方で1日19時間と言われています。つまり、人生の大半は家の中で生活をしているということです。そして、小さなお子さんも、同様の時間をマイホームという空間の中で生活するわけです。
家族の命を守るというと、真っ先に頭に浮かぶのが地震をはじめとする自然災害の対策です。確かにこれらは当たり前に必要なのですが、生活空間における健康対策も、家づくりにはとても大切です。でもこれって、ほとんどの人が気付いていないのが実情です。
実は、家の中の空気は、外気に比べとても汚れています。ホコリやダニの死骸をはじめ、CO2(二酸化炭素)やVOC(揮発性有機化合物)など、健康を害する目に見えないものが家の中にたまっているのです。そんな家の中の空気を常に健全な状態にしておくためには、家を建てるときの換気システムの工夫や、気密工事が大切です。そして同時に、先述のヒートショックの予防のためには、断熱性能をはじめとする室内の温度管理がとても大切です。
手前味噌な話ですが、リグスタイルのお家づくりは、自然素材とデザイン性が強みです。でも本当は、そこに住まう人の命を守ることを使命と考え、科学的な根拠や実験データを基に、設計性能や現場性能を高める努力をしているんです。
気密や断熱、換気システムというと、なかなか難しい話と思われたり、違いが分かりづらかったりすると思うのですが、人生のほとんどを過ごす家の中の空気環境の健全化や、ヒートショックをはじめとする健康被害の対策は、これから家を建てる人には絶対に知っておいてほしい内容です。
実際、これらの対策を取ることで、家自体の耐久性を高めることができたり、30年後も暖かいお家になったり、電気代が節約になったり…と、メリットもたくさんあります。
そこで、8月19日に特別な勉強会を開催することにしました。これからお家づくりを検討している方は、必ず聞いておいて損はない、目からウロコのお話がたくさんあります。ぜひ、ご両親も一緒にご家族全員でご参加下さい。家づくりの基準が、ガラッと変わることをお約束します
詳しくはこちらをご覧ください。