こんにちは!宮部です。
先日、犬山市のM様邸完成現場から各務原市で工事が進むO様邸へ移動しているとき、
各務原市内で発掘調査現場を目撃しました。
信号待ちの車内から撮影したので分かりにくい写真ですが、
いくつか穴が点在し、白いスプレーのようなもので数字などが書かれています。
昔、岐阜公園付近での発掘調査でも同じような現場を見たこともあり、
更に明らかに基礎工事とは違う穴なので、歴史的な何かの発掘調査だと思います。
そして交差点角には普通に工事看板も掲げられている・・・。
という事は、工事着手した際に作業員が発見し、市に連絡を入れたのでしょう。(たぶん)
傍から見れば自分の土地で歴史的発見とか何だかすごいなぁと思いがちですが、
もし私がこの現場の担当者だったらと思うと、めちゃくちゃ焦ることでしょう。
何故なら工事が1年にもわたってストップする可能性があるからです。
特に各務原市、今回現場を目撃した鵜沼周辺は犬山城の近く。
あまり歴史に詳しくはありませんが、戦国時代の何か手掛かりなのかもしれませんね。
そのため、文化財保護法という、何かそれっぽいものが出てきたときには発掘調査に協力しなさいという法律があります。
ちなみに土地を購入された経験がある方で、この法律の地域に該当している場合は
不動産屋さんから説明を受けられていると思います。
※重要事項説明書に記載される「法令に基づく規制の概要」
発掘調査が終わるまでは手出しできません。
工事が進められないので、もちろんお引き渡しもその分遅れてしまいます。
ロマンを感じる反面、施主様からしたらえらい損失ですが、仕方ないと思うしかありません。
その上に歴史が刻まれているわけですからね。
ちなみに、工事着手前にあらかじめ市町村に埋蔵文化財の可能性があるかどうか確かめることもできます。
土地を選ぶときには、こういったことも気にかけなければならないですね!
岐阜市を中心に、高気密高断熱とパッシブデザインで、注文住宅、新築一戸建てを手掛ける、
LIGSTYLE COMPANY(リグスタイルカンパニー)の宮部でした!