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2022-04-26

嫌いだけど感謝してます!

こんにちは!宮部です。

私事ですが濃厚接触者になってしまい、実はこの1週間、実家にて次男と2人暮らしをしておりました。

普段実家には祖母の都合で父1人で生活していましたが、事情を説明し、

母が先行で引っ越していた妹夫婦との二世帯住宅へ一時的に退避してもらい、実家を明け渡してもらいました。

 

ちなみに陽性となった長男以外、私も含め皆陰性で健康そのものです(^^)v

長男も今は元気が有り余っております。

 

私も4年ほど前に建てたマイホームにて家族4人で生活しておりましたが、

約10年ぶりに実家で生活してみて、マイホームの快適性や居心地良さ、

そして家族とのつながりや大切さを改めて痛感しております。

 

さて、現在生活している私の実家ですが、土地面積30坪の狭小地いっぱいいっぱいに建つ鉄骨4階建ての1件屋で、

階段=廊下という感じの建物です。

1階は1台分のインナーガレージと、昔アパレル業をしていた祖父及び父の仕事場(今はただの物置)、

2階に水廻りとLDK(昔ながらの居間と台所ですが)、

3階に仏間と祖父母の部屋(今は空き部屋)

4階に両親と私、妹の部屋、計3室(今は全て空き部屋)

という間取り。

築40年以上なので、断熱という概念はありません。

更に一般的に雨仕舞の悪い鉄骨造、そこら中に雨漏れの形跡があります。

 

そんな住宅で1週間、やはり不便!!

暑い寒いはありませんが、春で良かったなと思います。

実家の北側は幹線道路、南側には国家機関の岐阜連絡本部、西側には消防署、

徒歩3分圏内にはメモリアルセンターがあり、週末は人でも増え、

昼夜問わず何かしらの騒音が聞こえる地域です。

なのでまぁまぁ喧しい。(私は慣れっこ、次男は我関せずで寝てますが…)

更にはダイニング横にWCがあり、WCの扉が開くとダイニングからWC内が丸見えという配置。

 

私はパズルのようにただ配置しただけの、実家の間取りが大嫌いです。

(おそらく夢をもって建てたであろう祖父には申し訳ないが…)

 

ですが、大嫌いな間取りの中で育ってきた環境が、

私が家づくりを生業にしたキッカケを与えてくれています。

30年40年経過しても、自宅が一番落ち着くと思える家づくりをしたいと

考えられるようになったことも事実です。

もし、この実家が違う間取りの建物だったら、

もしかしたら私は家づくりという仕事はしていなかったかもしれません。

 

私は長男ですが、この家を引き継ぐつもりはありません。

なので後々は売却します。(父とも時々その話をしています。不動産価値はないのでしょうが…)

 

私がこの実家で生活するのは、おそらくこれが最後になると思います。

嫌いな建物でも、感謝しています(^^)

 

少なくともリグスタイルが手掛けた住宅に住まれるお子さんには、

「実家が嫌い」なんて思いはさせませんが(;^ω^)

 

岐阜市を中心に、高気密高断熱とパッシブデザインで、注文住宅、新築一戸建てを手掛ける、

LIGSTYLE COMPANY(リグスタイルカンパニー)の宮部でした!

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