こんにちは、井上です。
気付けば、今年も梅雨時期・・・。ムシムシジメジメと、個人的には決して好きな季節ではありませんが、この時期があるから作物が育ち、水不足も解消され、、というメリットにも目を向けながら、乗り切りたいですね!
さて、家づくりは十人十色。10棟のお家があれば、10通りの価値観があります。だからこそ、家づくりは面白いし、私たちはその価値観を尊重しながら、お客様の幸せづくりのお手伝いをさせていただいています。
ただ、私たちはやはり、人生や家族にとっての「家」に対しての価値観には、とても大きな比重を置いていると思います。なぜなら、「家族の幸せ」と「家の在り方」にはとても大きな関係があると思っているからです。
中でもまずは、「健康」とか「安全」に直結する、快適性や耐震性。これは、何より家族の幸せを創り出す土台になると信じているからこそ、大きな価値を感じています。
確かに、家づくりをするときに、「健康」とか「安全」だけがすべてではありません。
家族が団欒できるLDKは広いほうが良いだろうし、趣味の部屋も欲しい。大きなお庭だって欲しいし、それでも家づくりにかけるお金はなるべく抑えて、旅行や教育にもお金を掛けたい。
その通りです。前回のブログでも書いた通り、人が幸せを感じるのは、5つの基本的欲求がバランスよく満たされている状態ですので、家づくりをするときにも、これらの欲求が溢れ出てくるのは当然の事です。
でも、一つだけ覚えておいてほしいんです。「健康はすべてではない。でも、健康を失ったらすべてを失う」健康は、まさに命を守ることなので、安全面も同じことが言えます。
つまり、家族全員が楽しく幸せに暮らし、健やかに成長していくためには、健康な身体は大前提です。そのためにも、生活の土台となる家という空間には、健康と安全が確保されていることが最低限求められると思うのです。
そしてもう一つ。家にいる「時間」というのは、圧倒的に長いのです。
2015年のNHKの調査によると、24時間のうちの66%が在宅している平均時間。女性や小さなお子さんの場合は、もっと多いとされています。
もちろん、世代によって違いはあれど、人生の60%以上の時間を過ごす「家」という空間にストレスがあるということは、どれだけほかに楽しいことがあっても、賄いきれないほどの時間で損をしているようなもの。
そして、事実として、家の快適性が健康に影響するという研究結果も明らかになっています。でも、家という環境は、一度建ててしまったらそう簡単には変えることはできません。
ぜひ、家という「家族の幸せを築く土台」になる、家族が一番長く時間を過ごす空間「家」に対する「価値」を、今一度、見直してもらいたいと思います。(もちろん、安全な資金計画の中であることは言うまでもありません。)
私たちが暮らす家には、健康や安全が確保されていることは大前提です。その上で、人生の60%以上を過ごす「家」と、 それ以外にも必要な教育や趣味、教養などライフワークの観点を含めて、バランスを考えていただけたら幸いです。
家族が幸せになることと、家の在り方、この関係はとても大きいと私たちは考えています。
家族の幸せを叶えるためにも、「長く幸せ(健康で安全)に暮らすことができる家」というものに、価値を見出してもらえたら嬉しいです。
岐阜市を中心に、高気密高断熱とパッシブデザインで、注文住宅、新築一戸建てを手掛ける、LIG STYLE COMPANY(リグスタイルカンパニー)の井上でした!!