「創造とは記憶である」
これは映画界の巨匠、黒澤明監督が残した言葉です。
人は自分の記憶の中にあるモノからしか創造することができません。自分で新しいものを創造したと思っていても、実際にその多くは、自分の頭の中にあった記憶から出たものでしかありません。新しい発見やアイデアも、記憶の中にあるものを組み合わせてできたモノだったり…。
家づくりは一生に一度、もしくは二度あるかないかの高価な買い物。そんな大切な家づくりにもかかわらず、ほとんどのご家族にとって「初めての経験」です。つまり、どれだけ良い家にしようと思っても、これまでの少ない記憶の中から創造するしかありません。
そこで大切なことが、数多くの建物を見ること、つまり「記憶を入れる作業」です。多くの記憶をつくることが、初めての家づくりで成功するための1つの方法です。
ただ、仕事や子育てが忙しい中、どれだけたくさんの記憶があっても、それらを整理し、自分たちに合った建物を創造することは、決して容易ではありません。
それでは、どうすれば初めての家づくりを成功させることができるのでしょうか?
初めての家づくりを成功させるには「あなたにピッタリの家を創造してくれる信頼できるパートナーを選ぶこと」。これが大事です。
例えば、洋服屋さんで考えてみると分かりやすいかもしれません。
これまであまり服に対して興味を持っていなかった人でも、予算内であなたにピッタリのオシャレな服を選んでくれる人を見つけることができたら…。オシャレで頼りになる「プロの店員さん」さえ見つかれば、きっと誰でもオシャレになります(笑)
「予算」や「どこへ来ていく服装か?」などを聞いたら、すぐに上から下まであなたに合ったものを教えてくれて、トータルコーディネートしてくれる人。服のことをよく勉強していて、ちゃんと教えてくれる人。
そんな頼りになるプロの店員さんを選べば、自分が服のことを知らなくても安心ではないでしょうか。
それでは家づくりの場合、どうすればそんなパートナーを見つけることができるのでしょうか?
それを解決してくれるのが「見学会」です。
自分が好きだと感じる家の見学会にできるだけ参加して、数多くの家を記憶すること。そして、実際に相談してみることが大事です。見学会へ行った際にも、そのお家だけではなく、「今までどんな家を建ててきたのか?」「これからどんな家を建てようとしているのか?」を見せてもらうことも大切です。
もちろん、予算も大事ですから、資金計画についても自分たちの気持ちに立って考えてくれる人か?将来のリスクまで考えて話をしてくれる人か?を見極めなければなりません。
そんなパートナーに出会うためにも、できるだけ数多くの見学会に参加してください。そうすることできっと、あなたにふさわしいパートナーが見つかることでしょう。
3月10日―11日に開催する見学会でも、スタッフに様々な質問をしてみてくださいね。
そして、リグスタイルがあなたの家づくりのパートナーにふさわしい会社かどうかを見学しにいらしてください。聞かれた相談には真摯にお答えすることを約束します。
それでは、見学会場でお会いしましょう。
初めての方も、何度も足を運んでくれている方も、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
井上