こんにちは!宮部です。
先日、岐阜市中鶉にて上棟した新モデルハウス。
工事はまだまだですが、仕上げ材や設備、照明など、
徐々にコーディネートは大詰めを迎えています。
今回はモデルハウスではありますが、私がリグスタイルに入社してから初めて携わる建物。
正確には入社前から図面を作成したり、室内のイメージを膨らませているので、
思い入れの強い建物になることでしょう。
この建物は、今月オープンしたばかりの茜部モデルハウスと同様、パッシブデザインという
自然の力(太陽・風・地熱)を最大限に活用・調節し、質の高い室内環境を実現する手法を用いて計画しています。
冬の晴れた日の昼間は無暖房でも20℃程度まで上がり、
(前日の深夜12:00に室温20℃、それ以降無暖房の状況下でのシミュレーション)
夏は無冷房で34℃を超えないように計画しています。
(前日の深夜12:00に室温28℃、それ以降無冷房の状況下でのシミュレーション)
もちろん高気密高断熱も忘れてはなりません。
これだけ南側に大きな窓があり、更に高気密高断熱だからこそ無暖房でも快適な室内環境を実現させることができるようになります。
ただし、夏の検討なしにこれだけの窓面積を設けることは、高断熱住宅にとって致命傷にもなりかねません。
一度入ってしまった熱は逃げ場を失い、室内に籠ってしまうためです。
これでは冷房をガンガンにかけなければ暑くて居られません。
34℃でも暑いに変わりありませんが、
34℃から28℃に冷やすのと、40℃から28℃に冷やすのとでは、
どちらが省エネになるか、どちらが身体への負担が少ないか、想像つきますよね♪
茜部モデルハウスも、この新モデルハウスも、当然対策していますので、
完成したら是非チェックしてください!
オープンは8月の予定をしています。
夏のパッシブデザインハウスを体感するにはもってこいの時期です!
まだ茜部モデルハウスをご見学いただいていない方は、こちらも是非チェックしてみてください。