こんにちは。宮部です。
昨晩帰宅すると、6歳の長男がブロックで遊んでいました。
「見て見て~川の上に立体駐車場があるんだよ~」と教えてくれました。
それがこれ。
タオルケットで川を表現し、ちゃんと橋脚もある。
駐車スペース(と思われる所)は2面になっているものの、
スロープも無ければ駐車場という割に車もない。
ですが私には立体駐車場ではなく、ある建物が思い浮かびました。
「フランク・ロイド・ライト作 落水荘」
(ネットから画像検索して拝借しました)
当然子供はこの建物の存在を知りません。
でも建築を少しでもかじったことのある方なら言わずと知れた世界的名建築物です。
(ウチの子、もしかして、天才かも??)
それはさておき、近代建築の巨匠と言われるフランク・ロイド・ライトですが、
日本でもいくつか作品を残しており、最も有名なところで言えば旧帝国ホテル。
現在は愛知県犬山市にある明治村に建物の一部が移築・保管されています。
そしてライトの建築には、夏のパッシブデザイン要素が取り入れられていることをご存じでしょうか?
私がそれを知ったのは学生の頃見学に行った、
兵庫県芦屋市にある「ヨドコウ迎賓館(旧山邑家別邸)」でのこと。
室内の各部屋は、壁の天井付近に設けられたランマにより空間が繋がり、
日本の文化と西洋文化をうまく取り入れたデザインとなっています。
(これぞ和洋折衷!!)
湿度の高い日本の気候をしっかりと理解しての造りだと、
館長さんからお聞きした覚えがあります。
これをリグスタイルの住宅に置き換えると、通風経路の確保、排熱、換気効率の向上につながります。
今まで気にしたことありませんでしたが、
気づかぬうちにライトの考え方を継承しておりました!(前向き!!)
そんなことを、まさか子供のブロック遊びから気づかされるとは。
ライトも取り入れていた(のかも?)設計手法、ぜひご体感へお越しください!
詳しくはこちらをご覧下さいませ↓↓↓
岐阜市を中心に、パッシブデザインで、注文住宅、新築一戸建てを手掛ける、LIG STYLE COMPANY(リグスタイルカンパニー)の宮部でした!
久々に建物探訪へ行きたい・・・。