こんにちは、井上です。
今日は、気密測定を2件行いましたので、報告をさせていただきます。
1棟目は、2月OPEN予定のリグスタイルのコンセプトハウスtripの施工現場にて。いま施工中のtripにおいては、これまでリグスタイルが注力してきた気密処理を極力簡素化して、どれくらいの気密性能が保持できるのかをトライした物件でもあります。
ですので、いつもは完成時に行う気密測定も、どこから空気が漏れているのかをチェックするために工事途中の現場で行いました。正直どこまでのC値がでるのかは、実測してみないと分からない…というドキドキ感満載の気密測定でしたが…
結果は、、、C値:0.31㎠/㎡
これまで、アベレージでC値:0.20㎠/㎡(高気密高断熱仕様の場合)という数字に比べると少々見劣りはしますが、気密処理を簡素化した上でのC値0.31㎠/㎡であれば、まぁまぁいい数値が出たんじゃないかなと思っています。(正直、C値0.5㎠/㎡は切れないと思っていました…)
実際に、空気が漏れている場所や、原因追及もできましたので、とてもいい勉強になりました^^ 今回の結果を踏まえて、施工方法や気密処理について、あらためて検討を進めていきたいと思います!
tripの完成予定は、外構工事まで含めると3月くらいにはなるかもしれませんが、2月初旬くらいからは建物自体は公開できると思いますので、ぜひ楽しみにしていてください。
さて、もう1件の気密測定は、今週末から開催するOPENHOUSEの会場にて実施しました。
※OPENHOUSEの詳細はこちらをご覧ください。
こちらは、先述のtripの現場とは違い、従来の高気密高断熱の工法をバッチリと採用させていただいた現場です。
実測前から、ある程度のC値が出ることは予測していましたが…
結果は・・・C値:0.11㎠/㎡
C値が0.2㎠/㎡を下回るような現場あるあるなんですが、何度も自動測定、手動測定を4回ほど繰り返し、測定不能という結果が何度も出た中で、最後に出た結果です^^
これまでのリグスタイルの最高C値は0.12㎠/㎡でしたので、今回のお家のC値はその記録を塗り替えて、リグスタイル歴代TOPの気密性能のお家となりました!!
お家づくりにおいて、断熱性や気密性に興味がない方にとっては、C値が0.1とか0.2とか言われてもあまりピンと来ないかもしれませんが、「C値:0.11㎠/㎡」という数字は本当にすごい数値です。工事をしてくれた大工さんや電気屋さんをはじめ、多くの協力業者さんたちのおかげさまです。本当にありがとうございます!
高性能なお家づくりに興味がある方は、実際に高気密のお家がどれだけすごいのか?? 寒くなった今だからこそ体感で分かっていただけると思います。
ぜひ、OPENHOUSEでその真意を確かめてみてください。
岐阜市を中心に、高気密高断熱とパッシブデザインで、注文住宅、新築一戸建てを手掛ける、LIG STYLE COMPANY(リグスタイルカンパニー)の井上でした!