こんにちは!宮部です。
着々と完成・お引き渡しを迎えるお宅が続いております。
11月に2件、12月にも2件、更に来年1月にも2件のお引き渡しを予定しています。
更に今数えた計6件は全て設計担当として入らせていただき、
そのうち2件は、松並も多忙につき私がコーディネートまで関わらせていただいております。
そんな私が担当させていただいているお宅のうち、先日大盛況の中オープンハウスを終えた
各務原市のお宅について、見学会へ来られなかった方のために少しだけご紹介しようと思います。
まず玄関に入ると、いきなりLDKが広がります。
玄関ホール=LDKという考え方ですね!
これには3つの理由があります。
①建物に入った瞬間から冬は暖かく、夏は涼しい!
玄関ホールはLDKと扉によって空間が分かれることが多く、
LDKは冷暖房が効いていて快適ですが、玄関へ行くと寒いとなりがち。
でも空間が一体的になっていれば、玄関も含めて冷暖房されます。
②将来の介護を考慮して
このお宅のお施主様ご家族には、ご高齢のお母様と同居されます。
今はまだ元気でも、若干足腰が弱くなってきていることもあり、
将来車いすになってしまったとしても大丈夫なように空間を広く設けることができます。
そして外から玄関ドアまでのアプローチも、スロープになっています。
③玄関入った瞬間に外の緑がお出迎え!!
写真では小さくて見にくいですが、土地の東側には山の緑が広がり、
とても景観の良い立地条件です。
これを使わない手はない!!という事と、更に建物をコンパクトに抑えて無駄を削いだ結果、
廊下はいらない!!という事でこのような形になりました。
来客があっても、玄関の中まで入る人はそのままリビングへも入る人だろうし、
宅配や郵便局の方なら玄関ドアの外で終わるので、室内が見えることもありません。
他にも・・・
ダイニングのペンダント照明もいい感じですよね!
電気が付いていても付いていなくてもカッコいいです!!
レクリントという、北欧の照明ブランドです。
キッチン周りは特に拘りました。
キッチンはサンワカンパニーのオールステンレスキッチン、
黒のアイアン吊戸棚は関市の杉山製作所、
背面収納のタイルに至っては、当初予定していたタイルが
世界的なコンテナ不足と欧州のロックダウンなどによる影響から輸入が間に合わず、
検討しなおして国産のタイルを採用。
結果的にこれでもバッチリハマりました。
コロナ禍や半導体不足、スエズ運河座礁などから、資材や設備機器などが入荷し難い状況にあります。
一度決めても変更を余儀なくされることもありました。
それでもこうして完成し、
お施主様からは歓声と喜びの声を頂けたことは、
私にとっての遣り甲斐につながります。
ただ、家づくりが成功したと言えるかどうかは
実際に暮らしてみてからでないと判断できません。
引き続きサポートをしつつ、暮らし方のアドバイスなんかもできたらいいなと思っております。
岐阜市を中心に、高気密高断熱とパッシブデザインで、注文住宅、新築一戸建てを手掛ける、LIG STYLE COMPANY(リグスタイルカンパニー)の宮部でした!!