こんにちは!宮部です。
気付けば30度近い日が続くようになり、例年より早く梅雨入りし、
晴れている日はまだしも雨の日のじっとり感が嫌な季節になりました。
日中はエアコンを付けているお宅も徐々に増えてきているのではないでしょうか。
特に高気密高断熱住宅は一度熱が入ると、保温性が高いのでなかなか熱が逃げていきません。
これを取り除くためには冷房又は除湿が必要になります。
世の中「除湿器」という商品はいくつもありますが、
最も除湿効果が高く、電気代も少なくて済むのが、実はエアコンなんです!!
一般的な除湿器は、どんなに性能の良い商品でも1時間あたり約1リットル。
それに対してエアコンは6リットルとその差は歴然です。
しかも電力消費量もエアコンの方が1/4以下!(機種により異なります)
そんなエアコンですが、ドレンホースのメンテナンスが必要なことはご存知ですか??
こんな経験、ないでしょうか?
「冷房運転の時、エアコンの近くにいたら水滴が飛んできた!」
私も経験があります。
「え?何??」と、ちょっと驚きますよね(;^_^A
実際にエアコンから水滴が飛んできている訳ですが、考えられる原因は2つ。
①古くて寿命を迎えている。
②ドレンホースがヘドロにより詰まってしまい、結露水が排水できていない。
①古くて寿命を迎えている。
これは対処の仕様がありません。寿命ですから。
あと、エアコンを付けると「キュルキュルキュル~」と音をたてる事も良くあります。
これも寿命が来ているサインです。
②ドレンホースがヘドロにより詰まってしまい、結露水が排水できていない。
比較的新しいエアコンでも、2~3年メンテナンスしないと起きえます。
エアコンというのは、本体の中で結露を発生させ、湿度を強制的に減らすことで冷感を得る仕組みです。
結露水はドレンホース内を通って外に排水されるのですが、
この結露水の中には小さな埃なども含まれており、これらが蓄積されることでヘドロに変わります。
このヘドロが溜まると水が流れなくなり、結果としてドレンホース内は水溜りに。
外に排水出来ないので、室内側へ逆流してしまう。
という訳です。
これを解決してくれるのがドレンホースクリーナー!(別名サクションポンプ)です。
室外機の後ろか左右どちらかに、ドレンホースという配管があります。
ホースの先端にクリーナーを挿入し、ボールに空気を入れるような感じでピストンすると、
配管内のヘドロが取り出せるという優れものです。
これを冷房シーズンの前後、年に2回行っていただくのが理想です。
アマゾンや楽天市場などでも2,000円~4,000円程度で販売されていますし、
ホームセンターでも売られています。
エアコンが壊れてしまい使えなくなる、或いはメンテナンスに過分な費用をかける前に、
実践してみてください(^^)
岐阜市を中心に、高気密高断熱とパッシブデザインで、注文住宅、新築一戸建てを手掛ける、
LIGSTYLE COMPANY(リグスタイルカンパニー)の宮部でした!!