こんにちは!松本です。
本日は室温についてお話したいと思います。
日本の家は寒い。
外国から見て日本は現状そう言われています。
これは2019年にロシアが発表した世界の室温を表したマップです。
世界各国と比べて日本の室温が10℃とかなり低いことが分かります。
なぜこうなったのでしょうか?
それは暖房方式の違いも影響していると言われています。
ロシアなどの寒い国は全館暖房を前提に家を計画しているため
住宅そのものの断熱を強化して結果として家中どこに行っても
暖かい住環境が実現できています。
日本の住宅は局所的に人のいる場所を暖房しよう。
という考え方でこたつ、ストーブ、ヒーターなど
を使用して暖房を行って、
ほかの部屋に行こうとすると寒い。
というのが当たり前でした。
日本の中でも北海道は他の地域に比べて断熱性能が
高い住宅が多いです。
寒い地域ほど熱を逃がさないように計画して、
家の中では暖かく暮らせています。
家全体が暖かいことで快適性の向上はもちろん
健康にも影響すると言われています。
家の中で「寒い」と感じる
そのストレスが減るのも大きなメリットだと考えています。
家全体が暖かければ
床が冷たくないので、スリッパは必要なくなります。
扉が開きっぱなしでも、扉閉めて!と怒る必要もありません。
朝、布団の外に出ると寒い思いをすることもありません。
お風呂から出たときにも暖かく過ごせます。
普段生活していると少しストレスになっていたことが
無くなる、もしくは軽減されます。
リグスタイルカンパニーでは
家全体を快適にする取り組みとして
設計段階でシミュレーションを行っています。
このグラフはエアコンが無い部屋も含めた
家全体の平均室温のグラフです。
左が暖房をかける季節の温度分布です。
エアコンをかけた状態で冬場の室温が
21℃の時間の時間が1番多くなっています。
1番低くても16℃は下回っていないのが
分かります。
高気密高断熱×パッシブデザイン×空調計画
によってこんな温度環境が実現できています。
これからの季節は特に寒くなってきますので
是非見学会などで体感してみてください!
岐阜市を中心に、高気密高断熱とパッシブデザインで
注文住宅、新築一戸建てを手掛ける
LIG STYLE COMPANY(リグスタイルカンパニー)の松本でした!