こんにちは。設計の松本です。
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
はじめに石川県能登半島地震の被災者の皆様に
心よりお見舞い申し上げます。
また、被災地の1日も早い復旧・復與を祈念いたします。
2024年のスタートで地震があったこと
住宅の設計という仕事をさせていただく中で
とても他人事とは思えず、
地震が起きたのが
もし、岐阜だったらと考えていました。
以下、構造塾の佐藤先生が言われていたことです。
耐震等級1(建築基準法の要求性能)では
お客様の考える【地震に対して安心な家】
は足りません。
震度6強~震度7の地震で(1回だけ)
倒壊しない。崩壊しない。
→命を守ることができるが、
住み続けることはできない。
2016年の熊本地震で注目された耐震等級3について
震度7が2度発生した際の現地調査で
耐震等級3の住宅は全棟、小破以下の被害でした。
耐震等級3は震度7の繰り返しの地震に耐えることが
できたことにより、
震度7でも住み続けされる性能として注目されました。
お客様の考える【地震に対して安心な家】
とは耐震等級3のことなのです。
※熊本地震の被害調査からの見解です。
※今後発生する震度7でもすべて住み続けられる
性能があるという捉え方はしないでください。
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お客様から耐震等級は指定されなくとも
もし地震が発生した際に、
安心してその後も住み続けられるということが
必須だと私は考えています。
弊社の耐震に関して標準仕様は
許容応力度計算での耐震等級3取得
+α 制震ダンパーevoltz
としており、最大限の備えはできていると思います。
以前からブログにも書いてはいましたが、
住宅には家族の命を守るという重要な役割があります。
弊社が施工エリアとさせていただいている場所も
南海トラフ地震が高い確率で来ると言われている地域です。
もしも地震が発生してしまっても、
私は家族を守れる家に住んでいただきたいです。
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以上、岐阜市を中心に、高気密高断熱とパッシブデザインで、
注文住宅、新築一戸建てを手掛ける、
LIG STYLE COMPANY(リグスタイルカンパニー)の松本でした!