こんにちは、井上です。
早速ですが、先日2日間をかけて社内研修を実施しました。
ファシリテートは外部講師にお任せしていますが、スタッフ一人ひとりが大切にしたい価値観を明確にし、その価値観を通して仕事をどう位置付け、仕事を通して何を成し遂げていくのか?ということに向き合う研修です。
研修の中では、私自身の人生背景や起業のキッカケ、これから先リグスタイルカンパニーをどうしていきたいのか?その未来のために、今何をしていくのか?ということについて、赤裸々に語らせてもらいました。
当初は15分から30分程度で、、、と言われていましたが、気づけば56分も話してしまい反省しましたが、普段あまりしないようなお話を、メンバー全員に聞いてもらえたのは、とてもいい機会でした。
同時に、スタッフ皆の人生背景を聞かせてもらったり、将来のビジョンを語り合ったり、お互いに長所を言い合ったりと、普段の人間関係の垣根を越えて、新しい一面を垣間見る機会も多く、とても学びが深い2日間。
特に、私としては、「幸せを創り、幸せを築く」という経営理念に確信を深める2日間でした。
自分でつくった経営理念に確信を深めるというのも変な言い回しですが、私がこの経営理念に込めた想いを、さらに拡張させてくれたという言い方のほうが正しいかもしれません。
経営者の仕事の目的は「儲けること、利益を追求すること」とよく言われます。確かに、利益を出し続けなければ、従業員のお給料も払えないし、事業を存続することはできません。
もちろん、利益を追求することは尊いことなのですが、ただ今回の研修で痛感させられたのは、「利益は結果であり、目的ではない」ということへの確信でした。
私たち経営者の目的は社員の幸せを創ること。社員を物心両面で豊かにすること。これに尽きるなと感じたのです。
社員の幸せを追求するなんて、お客様からすれば傲慢に聞こえるかもしれません。
でも、社員満足もない企業が、お客様満足はつくれない。社員満足を犠牲にして、お客様満足、社会貢献なんて語れない。そう思ったのです。
社員全員が自らの幸せを定義して、それを追求すること。
経営者は社員の自己実現の舞台(会社)を強く、深く、時には大きくしていくこと。
その安心安全な舞台の上で、社員がそれぞれの幸せを創り出していく。
そして、満たされた社員が、家づくりという仕事を通して、お客様の生活の質の向上に寄与していく。
そうしていくことで、縁ある人へと幸せの輪が広がり、大きな幸せが築かれていく。
「幸せを創り、幸せを築く」という理念において、会社は、お客様の幸せを創ることと同時に、社員の幸せを創り出すことも大きな目的の一つです。
そして、社員自身も、自らの幸せを自らの手で追及していく責任がある。それは、自らの幸せを創り出すことで、はじめて縁ある人へと幸せの輪を広げることができるから。そんなことに気付ける研修だったと思います。
各々が、人生の価値観に確信を持って、自分のためだけではなく、誰かのために、何かのためにというビジョンを打ち立て、そのための行動計画まで作ってくれたので、この1年、スタッフの成長と会社の成長が、ますます楽しみになりました!
「幸せを創り、幸せを築く」この理念に基づいて、第9期目も一人ひとりが成長していけるような組織を作っていきたいと思います。
岐阜市を中心に、高気密高断熱とパッシブデザインで、注文住宅、新築一戸建てを手掛ける、「性能もデザインする家」LIG STYLE COMPANY(リグスタイルカンパニー)の井上でした。