昨日の朝、興味深い内容がテレビから聞こえてきました。
「家の中で脳卒中・心筋梗塞のリスク」と題された特集で、家の中での血圧の変化についての実験結果が放送されていましたね。
その内容は・・・
被験者は2名。
【室温8℃の寝室で起床したときに、血圧がどれだけ上昇するのか?】
Aさん(50代女性)
安静時の最高血圧:119 → 起床後の最高血圧:146
Bさん(50代女性)
安静時の最高血圧:136 → 起床後の最高血圧:175
【寝室から15秒のキッチンへ移動したところで、血圧はどうなるのか?】
Aさん(50代女性)
安静時の最高血圧:119 → キッチン移動後の最高血圧:160
Bさん(50代女性)
安静時の最高血圧:136 → キッチン移動後の最高血圧:180
朝起きて布団から出ただけ、寝室からキッチンに移動しただけで、血圧がこれほど上昇するというのは、確かに脳卒中や心筋梗塞のリスクがありますね。血圧上昇の原因は、布団の中と室温の寒暖差です。お風呂や脱衣場でヒートショックが起きる要因と同じです。
いま、日本の住宅ストック5000万戸における断熱施工は、以下の通りになっています。
□ 昭和55年基準未満(無断熱など):38%
□ 昭和55年基準:37%
□ 平成4年基準:19%
□ 現行基準:6%
つまり、現行基準を満たない住宅が全体の94%もあるということ。これでは、ヒートショックで亡くなる方が後を絶たないのもよくわかります。(私たちは、現行基準でも断熱性能は足りないと感じていますが…)
リグスタイルが建てる家では、家中全部屋が平均21℃~23℃。裸になる脱衣場やお風呂場は室温以上になるように設計をしています。そうすることで、家の中での寒暖差が生まれず、ヒートショック予防につながります。
これからも、家の中での寒暖差によるヒートショックが発生しない家を作り続けなければ…と、番組を見ながら痛感しました。
ヒートショックが起きない家。6畳用のエアコン1台で、家の中の全部屋(お風呂も脱衣場も)が23℃前後になる家を体感したい方は、ぜひ見学会にお越しください。
感じたことのない暖かさを実感していただけることと思います!
2月末の見学会の詳細はこちらをクリックしてください。
それではまた^^